「日本の製造現場を元気にする」
このビジョンを掲げて製造業と製造派遣事業の
2つの事業をしています。
製造業と製造派遣事業の2つの事業を行っている事が相乗効果をもたらしています。
製造業
三陽工業のものづくりは研磨・塗装・レーザー加工・組立・梱包・物流と多岐に渡ります。全ての職種において共通する点として、SQCD(安全・品質・コスト・納期)の最適化は当然の事として、三陽工業の考え方でもある『やったことがないことをやってみよう』を合言葉に、新しい事に対しても挑戦をしています。
「品質問題が多くて」「コストが適正か疑問で」「この短納期だと受けてくれるところがなくて」等のお客様の声にお応えするために、各工場やロジスティックスセンターが常に進化を続けています。
元々、オートバイ部品の研磨・梱包から始まった三陽工業のものづくりが、タービンブレードや撹拌機の研磨や、コンテナの受入れ等といった新しい事を始める想いと行動があったからこそ、レーザー加工や塗装といった新しい職種にまで幅を広げる事になっています。ものづくりのニーズはお客様によって異なります。困っているお客様からの「ありがとう」に感動する心を持つ製造業者として、これからも歩んでいきます。
製造派遣事業
三陽工業の製造派遣事業はHR事業と呼んでおり、一般的な製造派遣とは一線を画しています。正社員である事、研修や福利厚生が充実している事はもちろん、最大の強みは、製造現場で働く社員がその作業のみならず、『仲間を増やすこと』に対しての想いを持ち行動する事がもたらしてくれる定着率です。
人間ですから100%ではありません。辞める人は出てきます。ただ、1つひとつの退職に真正面から向き合い、何が足りていなかったのかを抽出し、次へ生かす。
「三陽工業には失敗という言葉はありません、全て経験と捉えます。無限の可能性を信じ挑戦していきましょう」三陽スタンダード⑧です。この想いを持ち行動する事によって、働く社員の満足度を向上させ、仲間を増やし、お客様への価値提供へと繋げていきます。
相乗効果
ものづくり側から見ると、想いを持ち行動が出来る社員が自社工場へと配属される。その効果は計り知れません。技能承継者不足という問題も、想いを持って行動してくれる社員が自社工場へと配属になる事によって解消へと繋がります。
製造派遣事業側から見ると、自社工場がある安心感があります。自社工場で就業する事を1つの目標にしている社員もいますし、急遽の動きに対しても自社工場で受入れを行ったり、応援に来てもらったり、教育研修を自社工場で実施する事もあり、工場のある強みは製造派遣事業にとって大きなものになっています。
製造業側から見ても製造派遣事業から見ても、お互いの課題を補填し、強みへと転換していく。その動きが相乗効果へと繋がっています。