【2021年8月7日発行】読売新聞(関西版)の「関西経済」特集にて社長インタビュー・三陽工業のM&Aの取り組みが掲載されました
三陽工業が2021年8月7日(土)の読売新聞朝刊(関西版)に掲載されました。
▼記事タイトル
「製造現場 人材派遣で成長」
「関西経済」という特集で、代表取締役社長の井上(以下:代表井上)がインタビューに答えました。
記事では、リーマン・ショック後に、売上高が前期比40%減の約7億円に落ち込んだ時期の”決意の想い”が紹介されています。
「逆境の今こそ、事業規模を広げるべき」
非常に厳しい状況下で、あえて人材派遣業を拡大する方針を打ち出し、岐阜にはじまり、滋賀・福岡、そして全国26カ所に営業拠点を増やすに至った成長の軌跡。製造派遣の規模拡大が、自社の研磨事業の受注増にもつながっている相乗効果。更に、「株式上場」「10年以内に売上高700億」といった今後の目標が、「真面目に頑張っただけ報われるように製造業を変えたい」という代表井上のメッセージとともにまとめられています。
また、後継者不足に悩む町工場など、小規模な製造業者の事業を承継するため現在「譲渡企業を募集」しているM&Aの取り組みについても記載。
三陽工業の本社エントランスにスクラップ記事を設置しておりますのでお越しになった際は是非ご覧になってください。
▼三陽工業のM&Aについて
2018年より、後継者難で悩む中小製造業の町工場をM&Aで譲り受けています。日本の製造業界はGDPから見ても主要な産業ですが、経営者・製造スタッフの高齢化が進み、人材不足も相まって事業承継・技能承継ができないという問題が深刻化し社会問題に。
そこで、三陽工業はM&Aが「日本の製造現場を元気にする」ことにも繋がると考え、力を入れるようになりました。M&Aを実施することによって「事業承継者不足」が解消されます。加えて、「生産推進グループ」の社員を異動させ「技能承継者不足」も解決に導くこともでき、モチベーションの高い若手社員の新たな活躍の場にもなる、という相乗効果を生み出しています。
これは三陽工業ならではの製造派遣の常識を覆すビジネスプラン「生産推進グループ」のおかげであり、三陽工業の強みも生かせていると言えます。M&A成立後、その日から必要な人数の若手社員を、しかも大手メーカー様等で現場の経験を積んできた社員が配置され、採用難の解決にもなっています。